オススメにいつも負ける

はっきり言ってオススメに弱い。
ただこれは僕だけに限ったことではないはずだ。
だって「オススメ」というワードが
食堂で、本屋で、ショップで、ECサイトで、実に至る所で目にするからだ。
「限定」という言葉にも同じくらい弱いが、「オススメ」には敵わない。
何かを選ぶという行為をする際、絶対的な基準値にすらなりうる。

先日、駅前にバーガーキングがオープンした。
オープン直後は流石に混んでるかなと思って来店を避けていたが、満を持して言ってみることにした。

そう、ワッパーを食べに。

レジは今時っぽくセルフが4台、接客仕様が1台だった。
僕は颯爽とセルフレジに並び、慣れない電子メニュー盤を操作し始めた。
メニューを見ると「おすすめセット」という項目がある。
巨大なワッパーといえど、単品では心許ない。迷わずセットでしょ。とばかりにその項目を選択。

ワッパーチーズ Jrセット
これだ。
ん?でもJrってなんだ?だいぶ前に行った時はこんなのなかったよな。
けどオススメだし間違いないはずだ。

オープンしたての店なのに、まるですでに常連かの如きスピードでオーダーし、提供を待つ僕。
しかし、店員さんから商品を差し出された時、僕は目を疑った。

小せえ。

店内に掲示されているメニュー表を改めて見直す僕。
よくみると「おすすめセット」ではなく「おトクなセット」と書いてあった。

そりゃお得だよね。Jrだもん。
オススメを盲信して失敗することだってある。
もっとしっかり自分を持たなきゃなと思った。
(見間違っただけですけど。)

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