ルイボスティーになぜか惹かれる

水、コーヒー、お茶、炭酸飲料、果汁飲料‥
実に様々な飲み物がコンビニにはある。
飽食の日本社会において、200円に満たない自らのちっぽけな存在を
それぞれの個性的な衣裳と数の論理で覆い隠すかのようにお互いひしめき合っている。
そして、自分を最大限に活かしてくれるパートナーを待っている。
その中にあって比較的地味な出で立ちでありながら特殊な光を放つ存在。

ルイボスティー。

なんだろうこの神秘的な響きは。
「お茶?紅茶?どっちなの?」とか
「なんとなくまろみがありつつ爽やかな感じの味なのかな」とか
「ルイボスさんが作ったお茶なのかな」とか
一瞬でいろんなことを想起させる。
パッケージにすらロクな情報がない。
そもそもこのお茶は広く一般的で常識的なティーなんだろうか?

とりあえず僕はジンジャーエールを買ってコンビニを出た。

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