銀のエンゼルが当たらない

僕は昔からクジ運がない。
抽選で当たる!類には当たったことはないし、
くじ引きでは残念賞しかもらったことがないし、
銀のエンゼルも当然引き当てたことがない。
金のエンゼルなんて言ったら、
僕からしたらツチノコ見るくらいの確率に思える。

そんな人生を送ってきたものだから、
「当たる」という概念をあまり信じなくなってしまっている。
当たり付きの自動販売機を前にしても期待することはないし、
プレゼントに応募しようなんて思いもしない。
今後もそれは変わることはないと思っている。

ただ、僕の妻と息子のクジ運が正直エグい。
妻は、幼少期に当たるはずがないと言われている縁日の紐クジで
何と当時夢にまでみたファミコンのカセットを当てたことがあるという。
あと、デパートか何かの抽選で自転車を当てたこともあった。
息子はもっとエグい。
これまた夢にまで見た「コロコロコミック」のプレゼント応募で
カードゲームのセットを当てたことがあるのである。
羨ましいことに、あの小学生の神月刊紙であるコロコロ様に名前まで掲載されていた。

そんな傑物たちを身近で目の当たりにしてしまうと、
ついつい「世の中ちょっと不公平なんじゃないか」と思ったりしてしまう。

彼らと僕の違いは何なのか?
それは「当たる」という概念を信じているか信じていないかだと思う。
多少なりとも信じていなければやろうとも思わない。
やらないイコール、いつまでたっても可能性はゼロなわけだ。
どのタイミングで当たるかは個人差はあれど、
それを信じてやり続けている限り可能性はゼロではない。

ある人は「夢をみよう」と言う。
片方では「現実をみろ」と人が言う。

何となくここまで生きてきたけど、
僕の経験上、夢を見すぎていても辛い目に合うし、
現実を見すぎていても辛い目に合う。

あー難しいなこれ。
まぁでも、つまりは後悔しないようにやりたいことを今やっときなさいってことなのかな。

年末ジャンボ当たった人は、今何を考えてんだろな。

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